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電気グルーヴのクラフトビール!ウエストコーストブルーイング・ベイビーズオンファイア☆
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大和塀と槽場詰め
「聖 INDIGO あきのひじり」純米大吟醸!フレッシュなガス感とシャープな渋味と…群馬渋川から届いた秋限定酒
天狗舞『純米大吟醸』
寒菊銘醸 電照菊 山田錦50 純米大吟醸無濾過生原酒 入荷しました
亀泉 純米大吟醸原酒 CEL-24プレミアム(亀泉酒造/高知)
おんな泣かせ2024
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【シャトレーゼ】純米大吟醸 白馬錦酒まんじゅう
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千葉県酒々井 飯沼本家 甲子 「酒々井の夜明け」 ご予約受付中
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~名勝負列伝-【8】高知商×PL学園~ <5年前の決勝戦カード、桑田真澄が追い詰められ清原和博が覚醒した試合> 今回も「名勝負列伝」。前回の高校野球あれこれ28号では桑田清原2年生の夏を取り上げたが、今回はその1年前、1983年、桑田清原が1年生の夏を初めて振り返る。この年のPL学園と言えば準決勝で、夏春夏の3連覇を目指した池田を桑田が5安…
~名勝負列伝-【9】岩倉×PL学園~ 1984年4月4日決勝 岩倉(東京)1-0PL学園(大阪) 「高校野球に絶対は無い」という試合です。 今回も「名勝負列伝」です。前2回の高校野球あれこれでは桑田清原が勝利した名勝負をお伝えしましたが、今回はまさかの黒星を喫した試合です。
~名勝負列伝-【10】明徳義塾×横浜~ 「横浜、奇跡の6点差逆転」 <横 浜 7−6 明徳義塾>◇16日目◇1998年8月21日◇準決勝 松坂を決勝のマウンドへ−。心がつながった横浜(東神奈川)が、劇的な逆転サヨナラで明徳義塾(高知)を下した。
~名勝負列伝-【11】横浜×PL学園~ 1998年選抜大会 高校野球あれこれ 第21号で伝説の試合になっている1998年夏の準々決勝、横浜-PL学園の延長17回の試合を振り返りましたが、同年春選抜の準決勝でも両チームは対戦しています。夏の試合には及びませんが春の大会も熱戦の名勝負でした。
~名勝負列伝-【8】高知商×PL学園~ <5年前の決勝戦カード、桑田真澄が追い詰められ清原和博が覚醒した試合> 今回も「名勝負列伝」。前回の高校野球あれこれ28号では桑田清原2年生の夏を取り上げたが、今回はその1年前、1983年、桑田清原が1年生の夏を初めて振り返る。この年のPL学園と言えば準決勝で、夏春夏の3連覇を目指した池田を桑田が5安打完封した試合が有名だが、前日の準々決勝が面白くて意外な試合だった。 1983年 第65回選手権大会準々決勝 PL学園10-9高知商 名門高校同士の対戦となったこの組み合わせは、5年前の決勝戦と同じ。5年前は「逆転のPL」という言葉が生まれた大会。あの時は「…
~名勝負列伝-【9】岩倉×PL学園~ <PL学園の「甲子園連勝記録」を20で止めた東京・岩倉> 1984年4月4日決勝 岩倉(東京)1-0 PL学園(大阪) 「高校野球に絶対は無い」という試合です。 今回も「名勝負列伝」です。前2回の高校野球あれこれでは桑田清原が勝利した名勝負をお伝えしましたが、今回はまさかの黒星を喫した試合です。 「高校野球史上、最強のチームは?」 ファンの間でしばしば論争になる永遠のテーマである。そしてこの論争の答えとして1、2を争う位置で必ず名前が挙がるのが桑田真澄&清原和博(ともに元・読売など)の“KKコンビ”が甲子園を席巻した時のPL学園(大阪)である。だが、このK…
~名勝負列伝-【10】明徳義塾×横浜~ 「横浜、奇跡の6点差逆転」 <横 浜 7−6 明徳義塾>◇16日目◇1998年8月21日◇準決勝 松坂を決勝のマウンドへ−。心がつながった横浜(東神奈川)が、劇的な逆転サヨナラで明徳義塾(高知)を下した。前日(20日)、250球を投げたエース松坂大輔を温存し、8回表終了時点では6-0で明徳義塾がリード。横浜監督の渡辺元智も、この時に横浜ナインに対して「残りの2イニングでひっくり返すのは難しい。もう後はお前たちの好きな様に、思いっきり甲子園を楽しんでみろ!」と告げていた。9回裏、後藤武敏の2点同点打で追いつき、なお2死満塁から柴武志が中前にサヨナラ打した。…
~名勝負列伝-【11】横浜×PL学園~ 1998年選抜大会 高校野球あれこれ 第21号で伝説の試合になっている1998年夏の準々決勝、横浜-PL学園の延長17回の試合を振り返りましたが、同年春選抜の準決勝でも両チームは対戦しています。夏の試合には及びませんが春の大会も熱戦の名勝負でした。 PLが6回に横浜の松坂大輔投手から2点を先取。PL学園の4番打者、古畑の3塁線へのヒットだったが非常に微妙なあたりで、横浜の捕手、小山が「ファールでしょ?」と執拗に審判に抗議している姿が印象に残っている。PL学園の攻撃終了後も横浜ナインは古畑の判定には納得がいかず、ベンチで不満を漏らしていたが、横浜の渡辺監督…
~名勝負列伝-【12】京都成章×横 浜~ 「松坂、ノーヒットノーランV」 <横 浜 3−0 京都成章> ◇17日目◇1998年8月22日◇決勝 すごいぞ、松坂! 5万5000の大観衆がしびれた。横浜(東神奈川)対京都成章の決勝。横浜のエース松坂大輔がノーヒットノーランの快挙で春夏連覇を決めた。無安打無得点試合は今大会2度目で、決勝では1939年(昭14)の海草中(現向陽)・島以来59年ぶり。春夏連続Vは87年PL学園以来11年ぶり5度目だ。史上最強軍団がついに4102校の頂点に立った。 松坂は、最後の最後まで怪物だった。9回表2死一塁。超満員、5万5000人をのみ込んだ甲子園に「マツザカ」コー…
~名勝負列伝-【13】伊野商×PL学園~ <PL学園清原和博沈黙せり!> 1985年4月6日準決勝 伊野商(高知)3-1PL学園(大阪) 今回も「名勝負列伝」です。高校野球あれこれ 第30号に続き桑田清原が甲子園で敗退した試合を振り返ります。圧倒的優勝候補の最強チームの前に立ちはだかったのは ゛土佐の怪腕゛でした。伊野商の渡辺投手は全国的には無名でしたが、四国球界では名が通っていました。大会前、池田(徳島)の名将・蔦文也監督が「渡辺君はそうは打てんよ」と甲子園での活躍を“予言”していました。前年秋の四国大会準決勝で池田は伊野商に1-4で敗退しています。 この試合が伝説の名勝負と呼ぶ理由は私的に…
~名勝負列伝-【14】早稲田実×駒大苫小牧~ <ハンカチ王子頂点へ> 2006年の甲子園を沸かせたのは、早稲田実の斎藤佑樹投手。ポケットに汗を拭うハンカチを仕込ませていたため、「ハンカチ王子」というあだ名が付いていた。駒大苫小牧の田中将大(現楽天)との壮絶な投げ合いを演じたのが、2006年夏の決勝戦だった。 1-1のまま双方譲らず延長15回で引き分け再試合が決定。翌日の再試合。前日の疲労を考慮して駒大苫小牧は田中将大を温存するも、初回に1点を失ったところですぐにマウンドに上がる。一方の斎藤佑樹投手は先発としてマウンドに立ち、執念で投げ続けた。試合は早稲田実が4-1でリードしたまま終盤に突入。駒…
~名勝負列伝-【15】中京大中京×日本文理~ <野球は9回2アウトから> 「野球は9回2アウトから」という言葉は、「諦めない精神の象徴」とも言える野球界の金言だ。2009年夏の決勝戦はこの言葉の大切さをかみしめた一戦となった。 中京大中京打率5割超のエース・堂林を中心に得点を量産。対する日本文理も抵抗を見せるも追いつくには至らず、10-4と6点リードを許したままで最終回に突入する。すぐに2アウトを奪われ崖っぷちに立たされた日本文理。しかし、ここから奇跡が始まる。 四球からの2連打で10-6、続く打者に死球を与えたところで中京大中京は投手交代を決断。しかし重圧に耐えられず最初の打者に四球を与える…
~名勝負列伝-【16】東邦×育英~ <高校屈指の本格派投手同士の対戦> のちに阪神に入団した若竹竜士(育英)、中日、日本ハムなどに在籍した木下達生(東邦)の投げ合い。結果は1-0で木下が勝利した。 この試合は、組み合わせが決まった時点から「高校屈指の本格派投手同士の対戦」と注目が集まっていた。だが、大会序盤での好投手同士の対決というのは、予想に反する展開になることが珍しくない。2012年春の第84回大会では、大阪桐蔭の藤浪晋太郎(現阪神)と花巻東の大谷翔平(現ロサンゼルス・エンジェルス)の投げ合いが話題になったが、この時は大谷の調子が散々だった ところが、この試合は2人の投手が互いに前評判に違…
“クセ強”だった名馬たちの「気性」にまつわる逸話 臆病で大逃げ、伝説のやらかしも 競走馬の資質として重要な要素のひとつが「気性」。G1を勝つような名馬たちにも手が付けられないクセ馬や逆に憶病すぎる馬など、気性にまつわる様々なエピソードが残されている。 有名なのは、1997年のフェブラリーステークスを制すなどダートで活躍したシンコウウインディ。4歳(旧馬齢表記)だった96年8月の館山特別でレース中に並んでいた他馬に噛みつきにいって失速して2着に敗れると、同年11月のスーパーダートダービーでも逃げていたサンライフテイオーに噛みつきに行ったロスが響いて同馬の逃げ切りを許した。 その後は悪癖を見せるこ…
~名勝負列伝-【17】関 西×早稲田実~ 再試合 この年の早稲田実、いや高校野球と言えば夏の決勝、早稲田実✖駒大苫小牧の延長15回再試合ばかりがクローズアップされますが、春選抜のこの試合も延長15回の末に引き分け再試合となり、特に再試合は手に汗握る熱戦となりました。 早実が2─1とリードしていた8回裏、関西は5番下田の2ランホームランで逆転。マウンド上でクールな投球を続ける早実のエース斎藤が「しまった」という表情を見せました。前日に続くドラマチックな試合展開。しかし、ドラマはまだまだ終わりませんでした。 早実は9回表、一死後に4番後藤が鋭いスイングで左前打。同点に望みをつなぎました。そして5番…
~名勝負列伝-【18】済美×東北~ <野球は9回2アウトから> 「野球は9回2アウトから」という言葉は、「諦めない精神の象徴」とも言える野球界の金言だ。2004年選抜の準々決勝戦はこの言葉の大切さをかみしめた一戦となった。 両チームは地区大会の優勝校が集う前年の明治神宮大会で対戦し、済美が7-0で快勝している。東北にとっては待ちに待ったリベンジの舞台だった。 東北勢初の優勝を狙う東北はエースのダルビッシュ有を中心とした投手力を看板に、優勝候補の一角に挙げられていた。1回戦ではそのダルビッシュが熊本工を相手にノーヒッターを達成し、2回戦でも西の横綱・大阪桐蔭の強力打線を抑え込んだ。だが、この日の…
~名勝負列伝-【19】東海大甲府×佐賀工~ <奇襲成功!ホームスチールが決勝点に> PL学園が春夏連覇した1987年(昭和62年)の夏の大会は、投手大豊作といわれた。尽誠学園・伊良部秀輝、沖縄水産・上原晃、東亜学園・川島堅、函館有斗・盛田幸妃、PL学園・野村弘樹、帝京・芝草宇宙、常総学院・島田直也…のちにプロで活躍する顔ぶれの中で、伊良部と並び称され、この大会に限れば最高に精度の高い速球を投げたのが、佐賀工の江口孝義だった。 江口は初戦で「大金星」をつかんだ。相手は東海大甲府。その年のセンバツで4強入りし、この夏はPL学園の対抗馬として優勝候補の2番手に挙げられていた。そんな強敵を相手に4安打…
~名勝負列伝-【20】智辯和歌山×星 稜~ <星稜エース奥川、まさに熱闘甲子園!> 今年プロ2年目でヤクルトのエースに成長、日本シリーズの開幕投手をつとめたのが当時星稜のエースだった奥川投手。星稜は春の選抜でも優勝候補に挙げられましたがまさかの2回戦敗退。星稜に勝利した習志野は準優勝。 2019年 夏の甲子園。 ベストゲームと呼ばれるのが、3回戦の智辯和歌山vs星稜。 大会ナンバーワン奥川投手を擁する星稜に対し、伝統の強力打線持ち味の智辯和歌山。優勝候補同士の対決は大熱戦となった。 今回はこの試合を細かく振り返ることにする。 試合が行われたのは8月17日の土曜日。お盆明けとはいえ週末ということ…
~名勝負列伝-【21】東洋大姫路×花咲徳栄~ <2日連続の死闘!あっけない幕切れに> 高校野球の甲子園大会では第90回春の選抜から延長戦で13回以降になるとタイブレーク制が導入された。それまでは延長戦は15回までで、同点の場合は再試合が行われていた。この規定になったのは2000年の第72回春の選抜からだが、延長15回制になって春夏通じて初めて引き分け再試合となった試合が東洋大姫路(兵庫)対花咲徳栄(埼玉)。2003年第75回春の選抜の準々決勝戦であった。 東洋大姫路はエースが両親ともにベトナム人ということで話題を集めていたグエン・トラン・フォク・アン。しなやかなフォームから投げ込むキレのある直…
~甲子園に旋風を起こしたチーム-【7】2014年夏の敦賀気比~ 「圧倒的破壊力の敦賀気比 2014年の夏」 今回は久しぶりに「甲子園に旋風を起こしたチーム」です。 敦賀気比は2015年春選抜で北陸勢初の優勝を遂げますが前年夏の戦いを取り上げます。 2014年夏の甲子園大会。 この2年前、藤浪晋太郎・森友哉を中心とした大阪桐蔭が春夏連覇を達成。そしてこの年2014年も、大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた大会だった。 ただ、この大会で度肝を抜かれたというか、近年の高校野球の中でも群を抜くぐらいの興味深いチームがあった。 <福井県代表 敦賀気比高校> この2014年夏の甲子園の次の甲子園大会である、2015…
~名勝負列伝-【22】箕島×吉田~ <奇跡の箕島を土俵際まで追い詰めた吉田> 甲子園で勝ったことがない吉田が、春夏合わせて優勝4度の箕島を追い詰めていた。1983年8月9日の1回戦。延長十三回表、吉田は得意の機動力を生かし、ダブルスチールで3―2と勝ち越した。 組み合わせ抽選時の心境を、遊撃手の田辺徳雄は「コールド負けにならなきゃいいな、と。コールドはないんだけどね」と苦笑して振り返る。尾藤公監督が率いた箕島は、後に近鉄や大リーグで活躍する吉井理人をエースに擁していた。その相手からの「金星」がすぐそこにあった。ただ、箕島も粘る。十三回裏、1死満塁に。6番打者のボテボテの打球が田辺の正面に転がっ…
~名勝負列伝-【23】金足農×横 浜~ <高校通算1本目が値千金の大逆転弾> 以前、「甲子園に旋風を起こしたチーム」で2018年の金足農を取り上げましたが、旋風の始まりになった試合を取り上げます。 大黒柱エース吉田輝星擁する金足農業と、優勝候補の一角を担う名門横浜の一戦。 11年ぶりの夏の甲子園出場を果たした金足農業。もちろん出場選手たちは全員甲子園初出場となったわけだが、初戦の鹿児島実業戦、2回戦の大垣日大戦と、共に名門校相手に勝利を収め、勢いに乗ってこの3回戦に挑む。 一方の横浜。プロ注目だった万波中生を中心に、この年も戦力充実で甲子園に乗り込んできた。打力では横浜が圧倒的有利とされたこの…
~名勝負列伝-【24】金足農×日大三~ 前回に続き、金足農旋風の試合です。 <両校の投手の凄さが伝わる準決勝> 「大会屈指の好投手」とか「超高校級」と形容されるピッチャーは早いうちに敗退することが多い。球の速さが囁かれるとその期待に応えようとするのか、あるいはプロ野球のスカウトにアピールしようとするのか、勝負どころでのストレート勝負にこだわり、それを痛打されることが多いのだが、金足農の吉田 輝星(3年)にはそれがない。 たとえば、2対1とリードした8回裏、2死一、三塁で打者は4番大塚 晃平(3年)という場面。2回戦の奈良大附戦以来ヒットが出ていない大塚に対して5球すべてストレートで押してタイム…
~名勝負列伝-【25】済 美×駒大苫小牧~ <初出場春夏連覇vs.北海道勢初優勝> 2004年の夏。甲子園の決勝は、済美と駒大苫小牧、ともに強力打線を擁する両校が、それぞれの“初”が懸かった一戦となった。 <深紅の大優勝旗、北の大地へ渡る> 夏の大会は初出場ながら、やはり初出場だった春のセンバツで初優勝を成し遂げた済美は、夏も初戦の2回戦から打撃爆発。8点を失いながらも11点を奪って秋田商を下すと、3回戦ではエースの福井優也が岩国を完封、打線も鵜久森淳志の3ラン本塁打などで6得点と援護した。準々決勝では強豪の中京大中京との接戦をサヨナラで制し、準決勝は福井の完投、鵜久森の本塁打などで快勝。史上…
~名勝負列伝-【26】佐賀商×樟 南~ <甲子園決勝、初の満塁HR 無印の公立校が下馬評を覆す> 野球選手なら誰もが「一度は打ってみたい」と思うもの――。それが満塁本塁打だろう。夏の全国選手権で満塁本塁打は通算52本あり、決勝でも3本が記録されている。その最初の1本が飛び出したのは1994年の第76回大会。佐賀商の西原正勝が、大舞台で夢心地の気分を味わった。 選手権の長い歴史で、九州勢同士による決勝は佐賀商―樟南(鹿児島)戦の一度しかない。この時、大方の予想は樟南の圧倒的優位。樟南には前年の春夏に甲子園で活躍した福岡真一郎―田村恵のバッテリーがいて、大会前から優勝候補に挙げられていた。一方の佐…
~名勝負列伝-【27】興 南×報徳学園~ <「なんくるないさ」は封印 指笛響いた沖縄初の甲子園V> 首里が沖縄勢として初めて甲子園の土を踏んでから52年。2010年の第92回大会。深紅の大旗を初めて沖縄の地へもたらすべく、チームを作り上げてきた興南が最も追い詰められたのが、報徳学園(兵庫)との準決勝だった。 二回を終えて0―5。興南のエース島袋洋奨が、自慢の直球をいきなり打たれたのだ。 春夏連覇もかかる興南に対し、報徳学園の前評判は決して高くなかった。「奇跡を起こそう」が試合前の合言葉。伝統校のプライドをかけた先制攻撃は、しかし、かえって興南の底力を呼び覚ますことになった。 「これだけ取られた…
コロナが心配ですが選抜出場校が決まりました。 21世紀枠 校名 都道府県 出場回数 只見 福島 初出場 丹生 福井 初出場 大分舞鶴 大分 初出場 北海道地区 校名 都道府県 出場回数 クラーク記念国際 北海道 初出場 東北地区 校名 都道府県 出場回数 花巻東 岩手 4年ぶり4回目 聖光学院 福島 4年ぶり6回目 関東地区 校名 都道府県 出場回数 明秀日立 茨城 4年ぶり2回目 山梨学院 山梨 2年ぶり5回目 木更津総合 千葉 6年ぶり4回目 浦和学院 埼玉 7年ぶり11回目 東京地区 校名 都道府県 出場回数 国学院久我山 東京 11年ぶり4回目 二松学舎大付 東京 7年ぶり6回目 東海…
センバツ“不可解選考”の何が問題なのか 3月18日に甲子園球場で開幕する選抜高校野球の出場校の“不可解な選考”を巡っての波紋が止まらない。28日に21世紀枠の3校を含む32校が決定したが、東海地区の選考で、昨秋の東海大会で優勝した日大三島(静岡)と同大会ベスト4の大垣日大(岐阜)が選ばれ、同大会で準優勝した聖隷クリストファー(静岡)が落選した問題だ。 東海地区の選考枠は2つ。東海大会で優勝した日大三島は当確で、残る1つについても東海大会を逆転、逆転で勝ち上がり、決勝戦では日大三島に3ー6で敗れたもののエースの弓達寛之を肘痛で欠きながら先取点を上げて食い下がった聖隷クリストファーが有力と予想され…
センバツ「異例の選考」疑問の声が相次ぐ背景事情、聖隷クリストファーの落選が与えた衝撃 1月28日、3月18日に開幕する「第94回選抜高等学校野球大会」の選出校が発表されたが、東海地区で「当選確実」と言われた聖隷クリストファー高校が選に漏れたことが大きな話題になっている。 ■センバツ高校野球の選出の仕組み センバツ高校野球、いわゆる春の甲子園では予選はない。前年の成績などで選考委員が選出することになっている。 しかしその選考のうえで最も重視されるのは、秋季大会だ。前年の夏の甲子園が終了した後に3年生が引退して、2年生、1年生の「新チーム」で戦う公式戦である。 秋季大会はトーナメント制で、県大会を…
~名勝負列伝-【12】京都成章×横 浜~ 「松坂、ノーヒットノーランV」 <横 浜 3−0 京都成章> ◇17日目◇1998年8月22日◇決勝 すごいぞ、松坂! 5万5000の大観衆がしびれた。横浜(東神奈川)対京都成章の決勝。横浜のエース松坂大輔がノーヒットノーランの快挙で春夏連覇を決めた。無安打無得点試合は今大会2度目で、決勝では1939年(昭14)の海草中(現向陽)・島以来59年ぶ…
~名勝負列伝-【13】伊野商×PL学園~ 1985年4月6日準決勝 伊野商(高知)3-1PL学園(大阪) 今回も「名勝負列伝」です。高校野球あれこれ 第30号に続き桑田清原が甲子園で敗退した試合を振り返ります。圧倒的優勝候補の最強チームの前に立ちはだかったのは ゛土佐の怪腕゛でした。伊野商の渡辺投手は全国的には無名でしたが、四国球界では名が通っていました。大会前、池田(徳…
~名勝負列伝-【14】早稲田実×駒大苫小牧~ <ハンカチ王子頂点へ> 2006年の甲子園を沸かせたのは、早稲田実の斎藤佑樹投手。ポケットに汗を拭うハンカチを仕込ませていたため、「ハンカチ王子」というあだ名が付いていた。駒大苫小牧の田中将大(現楽天)との壮絶な投げ合いを演じたのが、2006年夏の決勝戦だった。
~名勝負列伝-【15】中京大中京×日本文理~ <野球は9回2アウトから> 「野球は9回2アウトから」という言葉は、「諦めない精神の象徴」とも言える野球界の金言だ。2009年夏の決勝戦はこの言葉の大切さをかみしめた一戦となった。 中京大中京打率5割超のエース・堂林を中心に得点を量産。対する日本文理も抵抗を見せるも追いつくには至らず、10-4と6点リードを許したままで最終回に突入する。すぐに2アウトを奪われ崖…
~名勝負列伝-【16】東邦×育英~ <高校屈指の本格派投手同士の対戦> のちに阪神に入団した若竹竜士(育英)、中日、日本ハムなどに在籍した木下達生(東邦)の投げ合い。結果は1-0で木下が勝利した。
〜名将の勇退、帝京高校前田監督〜 以前、今夏に勇退する浦和学院の森士監督について書きましたが同じ関東地区で今夏に勇退した帝京高校の前田監督も好きな監督の一人です。ここ10年ほどは甲子園から遠のいていましたが甲子園出場26回、51勝23敗(勝
〜名勝負列伝-【1】北陽×新田〜 本日は1990年4月3日に阪神甲子園球場で行われた第62回選抜高等学校野球大会準決勝第2試合、大阪・北陽高校対愛媛・新田高校戦です。北陽は松岡監督、新田は一色監督の「名将対決」でした。このころは
〜名勝負列伝-【2】PL学園×明徳〜 先日の高校野球あれこれ 第10号に少し書きましたが本日は1998年春の選抜準々決勝のPL学園対明徳義塾をもう少し掘り下げたいと思います。少し長くなりますがお付き合いくださいね。「明徳義塾に待
〜名勝負列伝-【3】箕島×浪商〜 今年の夏の甲子園は近畿勢がベスト4を独占しましたが1979年の選抜も近畿勢がベスト4を独占しました。箕島、浪商、PL学園、東洋大姫路です。準決勝で夏春連覇を狙ったPL学園は箕島に延長10回サヨナ
~名勝負列伝-【17】関 西×早稲田実~ 再試合 この年の早稲田実、いや高校野球と言えば夏の決勝、早稲田実〓駒大苫小牧の延長15回再試合ばかりがクローズアップされますが、春選抜のこの試合も延長15回の末に引き分け再試合となり、特に再試合は手に汗握る熱戦となりました。
「聖隷クリストファー落選」に現役指導者からも異議続出…問題だらけの高校野球で問われる“高野連の責任” まさか、ここまでの大事になるとは思っていなかったというのが関係者の本音ではないだろうか。1月28日に行われた選抜高校野球の選考委員会で昨年秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)ではなく、準決勝敗退の大垣日大(岐阜)が選出されたことの余波は依然として収まる様子が見られない。
センバツ高校野球で強豪校が落選、選考委員会が苦慮する「言えない事情」とは 「個人の力が上」? 春のセンバツの選考が物議 「春のセンバツ」の選考委員会で「東海大会ベスト4の大垣日大が選ばれ、準優勝の聖隷クリストファーが選ばれなかった」ことが物議を醸している。 聖隷クリストファーの落選を疑問視する声が圧倒的に多い。落選の理由が「個人の力が大垣日大の方が上だった」などと説明さ…
3校初戦敗退、22失点で再燃 “21世紀枠の是非・センバツ地域枠問題”の根本は?〈聖隷クリストファー落選も無関係じゃない〉 「21世紀枠の高校に勝つのは当たり前」 「聖隷クリストファーなら、もっと大差で勝てた」 大垣日大(岐阜)がセンバツ初戦で只見(福島)に勝利すると、インターネット上に心ないコメントが並んだ。コメントを投稿した人の不満や批判の矛先は、おそらく日本高等学校野球連盟に向けられて…
大阪桐蔭の練習量「そこまでやるか」 泥臭さで先輩もPLも超えた (3月31日、第94回選抜高等学校野球大会 決勝、近江1-18大阪桐蔭) 悪夢を振り払う打球が低い弾道で左翼ポール際に伸びていく。 「よしっ」 両手に伝わる感触で、大阪桐蔭の松尾汐恩(しおん)は確信した。三回無死一塁。リードを4点に広げる一発を放ち、ベンチに向かって拳を突き上げた。 淡いブルーのユニホー…
兄は大阪桐蔭、近江選んだエース山田 決意に続いた副主将との快進撃 (3月31日、第94回選抜高等学校野球大会 決勝、近江1-18大阪桐蔭) 補欠校から繰り上がりで出場した近江(滋賀)は、選抜大会史上で、補欠校としても滋賀県勢としても最高の準優勝に輝いた。 快進撃を引っぱったのが、中学時代から同じ硬式野球チームでプレーした主将と副主将だ。 「自然が豊かで大好きな滋賀に残っ…
センバツ圧勝「大阪桐蔭強すぎ」で有望中学球児の“大阪離れ”懸念 圧倒的な強さで4年ぶり4度目となるセンバツ甲子園制覇を成し遂げた大阪桐蔭。近江(滋賀)との決勝戦は16安打18得点で圧勝。この試合で4本の本塁打が飛び出し、1大会でのチーム本塁打数は最多記録を大幅に更新する11本となった。前評判の高かったチームがフタを空けても飛び抜けた強さをみせた恰好だが、“強すぎる”ことが、思わぬ波紋を広げそうだ…
大阪桐蔭が誇る「強打のメカニズム」。4試合51得点、11本塁打とセンバツ圧勝の理由 この春のセンバツ高校野球は、大阪桐蔭の4度目の優勝で幕を閉じた。 初戦の鳴門(徳島)戦こそ3点にとどまったが、新型コロナウイルス感染者が出たため不戦勝となった広島商戦を境に、準々決勝からの3試合で48得点。しかも大会本塁打数18中11本が大阪桐蔭である。この圧倒的猛打には、目を見張るパワーと技術の高さがはっ…
選抜準優勝の近江 21年前にも投手起用の「後悔」 第94回選抜高校野球大会は大阪桐蔭が春夏連覇した平成30年以来4年ぶり、4度目の優勝を果たして3月31日で幕を閉じた。大阪桐蔭はチームで本塁打を11本放ち、桑田真澄(元巨人)、清原和博(元オリックス)の「KKコンビ」を擁したPL学園(大阪)が昭和59…
夏の注目は帝京〓 ライバル校が警戒する強力打線 伝統の縦じまユニホームから威圧を感じた。2006年夏の甲子園大会準々決勝で、智弁和歌山と12-13の「甲子園史上最も壮絶」といわれる打撃戦を繰り広げた帝京。両軍合わせて29安打25得点、7本塁打。サヨナラ逆転負けを喫したものの、大舞台で16安打12得点を記録した帝京打線の強力さは、高校野球ファンの記憶に刻まれた。2011年夏を最後に甲子園と…
強すぎる大阪桐蔭に「対抗できる5校」を選出 ダークホースは復活目指す“東の雄” センバツ高校野球で4年ぶり4度目の優勝を果たした大阪桐蔭(大阪)。2回戦で対戦予定だった広島商(広島)が選手の新型コロナウイルス感染により出場辞退となり、1試合少ないということはあったものの、それでも4試合で51得点、6失点と圧倒的な強さだった。4月9日に行われた春季大阪府大会の初戦も10対0と完勝しており、これで昨年秋に…
ハイレベルな近畿大会で見えた「打倒・大阪桐蔭」の方策 智弁和歌山、近江の戦いにヒントあり 今春近畿大会は5月29日、昨夏の甲子園王者・智弁和歌山の優勝で幕を閉じた。決勝では、今春センバツを制すなど公式戦無傷の29連勝中だった大阪桐蔭に3―2で勝利。絶対王者に現チームで初めて土がついた。 昨夏の甲子園では4強を近畿勢が独占(智弁和歌山、智弁学園、近江、京都国際)し、今春センバツ決勝…
日本酒の中でも日本酒好きが呑む、秋の新酒ひやおろしについて語りましょう!
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